セルフネイルをされている方で、よくあるお悩みの一つがこれ。
ジェルが固まらないんです・・・
ジェルが固まらない理由はいくつかあるので、その理由を知っておけば、万が一固まらなかったときに対策をとることができると思います。よって今回は、ジェルが固まらない理由とその対策を整理しておきたいと思います。
かくはん不足
ジェルネイルには、使用する前にぐるぐると混ぜる「かくはん」が必要なものがあります。かくはんが必要なものは、使う前に必ず混ぜてください。
かくはんが必要なジェルは、放置しておくと、ジェルの成分が容器の中で分離してしまうことがあります。
かくはんせずに使用すると、硬化に必要な成分が塗ったジェルに含まれておらず、固まらない現象が起こるのです。
ジェルネイルを購入した時に取扱説明書をしっかりと確認し、かくはんが必要であればしっかりかくはんしてください。
ただし、思いっきりぐるぐる混ぜるとジェルに空気が含まれてしまいますので、混ぜるときは底からジェルをすくいあげるように、優しく混ぜてください。
また、かくはん不要とされているジェルでも、万が一うまく固まらない場合は、1周半くらい軽く混ぜると硬化することがあるの、試してみてください。
ジェルに対するライトの種類が違う
ジェルはメーカーごとに、硬化する光の種類が決まっています。UVで硬化するもの、LEDで硬化するもの、両方の光で硬化するものがあります。
たとえば、LEDで硬化するジェルに、一生懸命UVの光を当てても、固まりません。
まれに、LEDで硬化するジェルがUVで固まったりしますが(その逆もしかり)、それはそのジェルがたまたま固まっただけであり、カラーが違うと途端に固まらなかったりします。硬化が保証されているわけではないんですね。
こちらも取り扱い説明書をしっかりご覧いただき、そのジェルが推奨している光(LED、UVなど)を使用するようにしてください。
ライトのワット数の不足
ジェルメーカーが推奨している種類の光(LED、UVなど)を使用しているのに固まらないという場合は、そのライトのワット数が足りないのかもしれません。
ジェルの説明書にはライトの種類(LED、UVなど)とワット数(6W、36Wなど)が掲載されています。よって、既定のワット数よりも少ないワット数だと固まらない場合があります。
ご自分がお持ちのライトのワット数と、ジェルの説明書に書いてある既定のワット数を比較し、一致しているかどうか確認してください。
またUVライトの場合は、ライトが古くなると必然的にワット数が減りますので、新しいライトに交換が必要です。既定のワット数なのに固まらないなという方は、このライトの劣化も疑ってみましょう。
今はライトも非常に安価で購入できるので、今後長く使うことを考えた場合は、ジェルに合ったワット数のライトを買っておくといいかもしれません。
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硬化時間の不足
ジェルはメーカーごとに硬化時間が決まっています。よって、硬化時間を守らなければもちろん硬化しません。
LED/UVのどちらでも固まるジェルについては、それぞれの硬化時間がジェルの説明書に掲載されていますので(一般的にUVの方が硬化時間が長い)、使用するライトの種類に応じて、硬化時間はしっかり守ってください。
顔料の含有量の違い
既定の種類の光・ワット数、既定の硬化時間で固めているのに、固まらないという場合は、顔料の含有量を疑ってみてください。特に白・赤・黒などの原色系マット色は既定の時間だけでは固まりにくい傾向があります。
この場合は、硬化時間を少し長めにすることで解決することがありますので、硬化時間×2を目安に固めてみてください。
ジェルの乗せすぎ
ジェルネイルは乗せすぎると、未硬化ジェルがたくさん出てしまい、固まりません。表面のジェルだけが固まってしまい中のジェルが固まらず、ぶにょぶにょとした感じ(牛乳をあたためた時にでる表面の膜のような状態)になります。
発色があまりよくないジェルだと、ついついたっぷり爪に乗せてしまいたくなるのですが、それはやめていただき、薄く何度も重ねる方法で色を出すようにしてみてください。(ただ、重ね塗りは3度塗り目までを目安にしてください。4度塗り、5度塗りとなるような場合は、ジェルがとれやすくなりますので、発色の良いジェルを購入した方がよいと思います。)
ライトヘの指の入れ方
特にLEDで固まるジェルを使用している方は、既定の硬化時間が短い傾向があるため(15秒、30秒など)、その時間でしっかり爪にライトがあたるようにしないと未硬化状態になりやすいです。
ライトの中に指を入れるタイプの場合は、指同士を離し、「パー」の状態で入れるようにするとまんべんなく硬化します。また、5本指をいっきに固めようとすると、親指がどうしても横を向いてしまうので、親指だけ別で硬化すると確実です。
ペンライトタイプのライトの場合は、しっかりと爪の上部から垂直にライトを当てるようにしましょう。
ジェルの不良
上記までの対策を施してもなお固まらない場合は、ジェルが不良品である可能性が極めて高いです。正直たまにこういった不良品が混ざっていることがあります。
上記の対応をしたけれどもだめだった旨を伝え、返品・交換をしてもらってください。
まとめ
皆さん、身に覚えのあることはありましたでしょうか?こんなことが?というのもあったかもしれませんが、ジェルネイルはほんの少し条件が狂っただけでも固まらない現象が起こります。
基本はメーカーの説明書をよく読むこと、これが大切です。ジェルが固まらないくらいであればいいのですが、使用方法を間違うと場合によっては爪を傷めたりなど安全性も保たれません。
是非、正しい使い方でジェルネイルを楽しんでくださいね。
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