セルフジェルネイルを長持ちさせるために守ってほしいことをまとめた記事を以前書きましたが、
その中で今回はベースジェルの塗り方ついて、もう一歩踏み込んで説明します。
まず、しっかり押さえておいてほしいことがあります。
ジェルネイルはすべてのジェルがベースジェルの上に乗ります。
以前説明したとおり、ベースジェルは爪と密着する成分を多く含んでいるジェルです。自爪の上全体にベースジェルをまんべんなく塗ることが、その上に乗せるジェルを密着させるコツなのです。
→参考記事【セルフネイラーさんが知っておくと良い!ジェルネイルが爪に密着する仕組み】
ですので、ベースジェルの塗り忘れがあると、あとでいくらジェルを重ねてもその部分だけジェルが密着しづらくなります。
以下の写真を見てください。
爪のサイドにベースが塗りきれていない状態です。この状態で硬化し、さらに、カラージェルを乗せていきます。
ベースジェルが乗っていないところにもカラージェルを乗せています。では、この状態で硬化してみましょう。
ベースジェルが乗っていないところも、一応色がついてきれいに塗れているように見えています。
しかし、その部分は爪への密着力が弱いため、そこから浮いてしまう可能性が高くなります。
ベースジェルの塗り方が持ちの良さを左右するということがおわかりいただけましたでしょうか。
特に、塗り忘れが多いのが、「サイド」と「エッジ」です。
サイドは、硬化する前に1本1本爪をよく見て、塗り忘れがないかチェックしてください。爪が指のお肉に入り込んでいる方は塗りにくいと思うのですが(特に薬指などはそのようになっている方が多いです)、親指をうまく使って「スキンダウン」すると塗りやすくなります。私はそのために、親指だけ先に完成させてしまい、残りの4本はあとから施術していますよ。
↓人差し指、中指、薬指、小指は、親指を使ってスキンダウンします。
それでも塗りにくい場合は、サイドのラインには筆を縦に入れて塗ってください。
また、エッジも塗り忘れが多い箇所です。別記事でも紹介していますが、エッジをしっかり塗るのと塗らないのとでは、ジェルの持ちが断然違います。
→記事【セルフジェルネイルを長持ちさせるコツ~塗り方編:エッジまでしっかり塗りましょう】
エッジもベースジェルからしっかり塗らないと、その上に乗るカラージェルもトップジェルも密着が悪くなりますので、最初の手順で塗り忘れがないように強く意識しておきましょう。
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